塚も動け我泣は秋の風

 

  秋涼し手毎にむけや瓜茄子

 

  あかゝゝと日は難面もあきの風    

 

 
    犀 川   芭蕉の辻 標石    願念寺 門前
 

 卯の花山・くりからが谷をこえて、金沢は七月中の五日也。爰に大坂よりかよふ商人可処と云者有。それが旅

宿をともにす。一笑と云ものは、此道にすける名のほのゞゝ聞えて、世に知人も侍しに、去年の冬早世したりとて、
其兄追善を催すに、   塚も動け我泣聲は秋の風
 
 芭蕉は七月十五日(陽暦八月二十九日)金沢に到着した。金沢で一番に訪ねようとしていた小杉一笑の死を
知り、芭蕉の驚きと悲しみは深いものであった。二十二日、一笑の追善会が兄により願念寺で開催された。
文芸のさかんな金沢での六日間は、病気がちで動けない曾良を伴わずも、芭蕉は各所で興業を催すなどした。

 

   願念寺 句 碑
   長久寺 句 碑
   成学寺 句 碑
   本長寺 句 碑
   犀川遊歩道 句 碑
   兼六園 句 碑
   小坂神社 句 碑
   上野八幡神社 句 碑
   田井菅原神社 句 碑
   金石 本ヘ寺 句 碑

 

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