一家に遊女もねたり萩と月

 

 
  親不知への海岸    海道の松   市振街道 弘法の井戸
 

 今日は親しらず子しらず 犬もどり 駒返しなど云北国一の難所を越てつかれ侍れば、枕引よせて寐たるに、

一間隔て面の方に、若き女の声二人斗ときこゆ。 ・・・・・ 
 
 北アルプスにつながる山塊が日本海になだれ込む、親不知・子不知の海岸を伝つての道中は難路中の難路
であったことは市振の「海道の松」解説にもある。この道を辿った芭蕉は桔梗屋に宿を取り、同宿の遊女二人に
同道を懇願されながら、
 
・・・・・・ 不便事には侍れども、「我々は所々にてとどまる方おほし。只人の行にまかせて行べし。神明の加護か
ならず恙なかるべし」と、云捨て出つゝ、哀さしばらくやまざりけらし。

 

 長 円 寺
     句 碑
 下り 越中境PA
     句 碑  

 

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