松嶋や鶴に身をかれほとぎす   曾良

 

 
    雄 島     松 島 湾   瑞巌寺 参道
 

 抑もことふりにたれど松嶋は扶桑第一の好風にして、凡洞庭・西湖を恥ず。東南より海を入て、江の中三里、

浙江の潮をたゝふ。・・・・・
 

 五月九日(陽暦六月二十五日)塩釜から船で松島に渡った。松島は古来歌枕としても著名であるとともに、

この度の行脚で目指す重要なところの一つであったと思われる。「おくのほそ道」にも自身の句は入れずに
松嶋の美景を叙し、雄嶋、瑞巌寺、五大堂などを巡り、月に輝く海や島影の昼とは異なる情景にも感極まり、
「風雲の中に旅寐するこそ。あやしきまで妙なる心地はせらるれ。」と至福の時間をすごした。
 
 瑞巌寺境内
    芭蕉碑
    芭蕉翁奥の細道松島の文 

 

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