笈も太刀も五月にかざれ紙

 

 
    医王寺   飯坂温泉駅前 芭蕉像   滝ノ湯跡 由来記
 

 月の輪のわたしを越て、瀬の上と云宿に出づ。 ・・・・・中略・・・・・

其夜飯塚にとまる。温泉あれば湯に入て宿をかるに、土坐に筵を敷てあやしき貧家也。灯もなければゐろりの

火かげに寝所をもうけて臥す。夜に入て雷鳴雨しきりに降て、臥る上よりもり、蚤・蚊にせゝられて眠らず。持病さ

へおこりて消入斗になん。

 
 芭蕉は五月二日(陽暦六月十八日)佐場野の医王寺に佐藤庄司一家の墓に詣でた後、飯坂温泉に入った。
医王寺は佐藤家の菩提寺で、継信・忠信の墓がある。
芭蕉が飯坂で泊まったのは滝ノ湯の湯の番小屋であったとの説もあるが、定かではない。
 
 医王寺 句碑
 俳聖松尾芭蕉ゆかりの地 記念碑

 

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